「やさしい日本語」のすすめ Vol1
◆◆英語じゃなくて いいんです◆◆
皆さん、こんにちは。
やさしい日本語専門講師として活動をスタートしました、竹丸勇二(たけまる ゆうじ)です。
昨今の話題に上ることが増えた、日本で暮らす外国人について、みなさんはどのようにお感じになっていますか?
現在、日本で暮らす外国人は273万人(2018年12月末現在)を超えました。
しかしこれは、日本の総人口の2%に過ぎず、先進国の中では極端に少ない割合だとされています。
2020年代には人口が620万人減少し、50年後には4,000万人の減少がすると予想されており、若い働き手の不足が一層深刻になることを考えれば、日本に在住する外国人の数は、今後も増え続けていくことは間違いないと思われます。
外国人が隣に住み、外国人と共に仕事をすることが、これからはごく当たり前になっていくでしょう。
そこで大切になるのが、外国人とのコミュニケーションです。
日本人は外国人を見ると英語での対応が当り前だと思いがちですが、英語が共通言語になるとは限りません。
日本に住む外国人の8割強はアジア人です。
欧米人でも日本に来る外国人は、日本に興味があって来る場合が多く、日本語を勉強したことがあるという外国人は私たちが想像している以上に多いのです!
そこで今日は、外国人が感じている、
■■日本人の対応あるある■■をご紹介します。
勇気を出して日本語で話しかけてみたが、日本人から英語で返ってくる。
(親切でしてくれていることはわかる・・でも、日本語を話したいのに・・残念。)
質問しているのは私(外国人)なのに、隣にいる日本人に向かって話す。
(私も日本語わかるのに・・。ちょっと、さみしい・・・。)
日本語で話しているのに、ちゃんと聞いてもらえない。
(英語で話していると思われてしまい、「私は英語、話せません。」と英語で言われる。)
こうした対応は、「外国人には英語で」という日本人の先入観によるものでしょう。
しかし、調節された分かりやすい日本語であれば、外国人と日本語でコミュニケーションをとることができます。
外国人が分かりやすい日本語が「やさしい日本語」です。
難しい日本語は分からないけれど、日本人と日本語を話したいという外国人はたくさんいるのです。
英語でなくていいんです!
是非「やさしい日本語」を使ってください!!
■■ 弊社では「やさしい日本語」ワークショップをご提案いたしております。
「やさしい日本語」は、外国人がわかりやすい日本語を意味しています。
少しの練習でコツをつかめば、日本語で専門知識だって、伝えることができます。
■■「やさしい日本語ワークショップ」を講師としてやってみたい!、広めたい!、外国語はできないけど外国人のために何かしたい!!という方々に、講師養成講座もご用意しております。
株式会社aileron(エルロン)
やさしい日本語専門講師
竹丸 勇二(たけまる ゆうじ)
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