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グロービッシュ“Global English”のススメ

グロービッシュというものをご存じでしょうか。

グロービッシュは、1990年代にフランス人のジャン・ポール・ネリエール氏が提唱した英語の一種で“Global English” の略です。
英語で書く場合は “Globish” 。
globalとEnglishを合わせた造語で「世界中どこに行っても使える、主に英語をネイティブとしない人たちのための英語」を指します。
従来の英語と違う点は、不必要に高度な文法や難解で抽象的な表現を排し、非常にシンプルなコミュニケーション・ツールという点です。

グロービッシュは、

    • 難しい単語は使わない~単語1500語~
    • 最低限のシンプルな文法
    • 短いセンテンス

から成り立っています。

そのため(我々のように)英語がネイティブでない人にも習得しやすく、また非常にわかりやすいのが特徴で、非英語圏で育った人たちが国際ビジネスの世界でやっていくためのツールといった位置づけです。

例として、
「叔父さん」を紹介する際に、“uncle” という単語を知らなかった場合、グロービッシュではこのように表現します。

●通常
He is my uncle.

グロービッシュ
He is a brother of my father.

十分に伝わりますね。

下記「グロービッシュ」についてまとめてみました。

グロービッシュのはじまり

世界で最初にグロービッシュを提唱したのは、前述の通り、フランス人のジャン・ポール・ネリエール氏という人物です。
ネリエール氏もフランス人ですから、英語を母国語として育った人間ではありません。非ネイティブです。

1990年代、ネリエール氏はIBM社で国際マーケティングを専門として勤務しており、国際的に飛び回って仕事をする中で、日本をはじめいろいろな国の人と一緒に仕事をしていました。

ネリエール氏は、日本人や他のアジアの人など非ネイティブの社員や顧客と話す時、つまり非ネイティブ同士で話す時の方がずっとスムーズにコミュニケーションが取れるということに気付いたそうです。

この非ネイティブ同士で話す時の経験がきっかけで、ネリエール氏はグロービッシュという構想を立ち上げていきました。

ネリエール氏は、グロービッシュは、英語を母国語としない者が国際ビジネスに適応する為に生み出した共通語とはいえども、言語では無く、道具。
逆に、英語話者(ネイティブ)は国際ビジネスからとりのこされない為にも、グロービッシュに適応していかなければならない、と指摘しています。

詳細は、ジャン・ポール・ネリエール氏の著書 “Globish, the World Over” に書かれており、日本では「世界のグロービッシュ1,500 語で通じる驚異の英語術」(東洋経済新報社)として出版されています。

グロービッシュ 3POINT

Point 1  難しい単語は使わない~単語1500語~
グロービッシュの一番の特徴は、難しい単語は使わないという点です。
単語1500語というのは、中学校を卒業するときに覚えている(はずの)英単語数と同じです。
難しい言葉は極力使わず、それこそ日本人が中学・高校で習ったような見覚えのある基本的な英単語ばかりを使い、簡単な単語に言い換えて表現していきます。

また、基本単語から派生した単語もつかいますが、基本の単語に im-, un-, de-(否定や非○○を表す) re-(再○○を表す) -able(~できる) などを付けて使うくらいです。

Point 2 最低限のシンプルな文法
グロービッシュは、【SVC(主語+動詞+補語)】、【SVO(主語+動詞+目的語)】、【SVOO(主語+動詞+目的語+目的語)】を中心とした最低限のシンプルな文法で会話します。
多少文法が間違っていてもコミュニケーション・ツールですので、相手に自分の意志を伝えることができれば全く問題ありません。

時間の表現についても、「現在完了進行形」などのわかりにくい文法を使う必要はありません。
主に使われる時制は、以下の6つのみです。

  • 現在形:I live near the park.
    「私は公園のそばに住んでいます」
  • 現在進行形:I’m using a computer now.
    「私は今、コンピューターを使っています」
  • 過去形:The rules were made more than 5 years ago.
    「そのルールは5年前につくられました」
  • 過去進行形:I was taking a nap.
    「昼寝をしていました」
  • 未来形:She is coming soon.
    「彼女はすぐ来るよ」
  • 現在完了形:He has been to Kyoto.
    「彼は京都に行ったことがある」

Point 3 短いセンテンス
グロービッシュでは、非ネイティブの人と話すことを目的としているため、複雑な受動態やwhichやthatなどの関係代名詞を必要以上に使った長い表現はしません。
一つの文章は目安としてだいたい15単語以内で作ります。 長い一文よりは短い二文で表現することがポイントです。

 


今回は、非ネイティブの人と英語で会話をするときに使える「グロービッシュ」と、そのPOINTを3つご紹介しました。

我々には、既にグロービッシュを話す語彙力・文法は備わっており、これ以上英単語や英表現を覚える必要はないです。
今後、グローバル化が進む中で英語をコミュニケーション・ツールとして使う機会も必然的に増えるでしょうし、グロービッシュでコミュニケーション・ツールとして英語が使えるのなら…チャレンジしても良いかもしれませんね。

その他、非ネイティブ向けの英語学習コンテンツについてもご紹介いたします。ご参考に!

VOA Learning English
https://learningenglish.voanews.com/
アメリカ合衆国政府が運営する、国営放送の非英語圏の視聴者を対象とするコンテンツ「VOA Learning English」は、平易な文章、ゆっくり明瞭な発音で非常に聞き取りやすい英語が使われています。
内容はニュース(報道)なので最近の時事的な世情が英語で把握できます。

 

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