経団連が脱一律を表明。高度人材の獲得、人材の海外流出の懸念から

経団連が春季労使交渉の方針を発表しました。

海外での人材獲得競争に対応するべく、「ジョブ型」の雇用体系も視野に入れる見込み。海外では職務内容を明確化したジョブ型での採用が一般的。年功序列型の採用では、優秀な人材や高度人材の獲得が困難になりつつあることが背景にあります。

中西宏明会長は「経済界の代表が詳細な賃上げ手法を示すことは現実的ではない」と語る。

経団連は、2020年3月の交渉についてはグローバル化、IT化などの影響で大手企業各社の状況が違うことから、一律での方針を特に定めないことにしました。

「脱一律」で人材磨く 経団連、労使交渉変革へ指針(日経新聞)

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